朝7:00からの開店!日々の生活を彩る「ramp coffee&roastery」

3.浅煎り、深煎りの楽しみ方

rampでは、浅煎りと深煎りそれぞれ4種類ほどの豆が用意されており、気分に合わせて選ぶことができる。最近のコーヒートレンドは浅煎りだが、幅広い年齢層が訪れる同店では、パンチのある深煎りも根強い人気を誇るという。
取材班: 浅煎りも深煎りも種類が豊富で迷ってしまいますね。初めて来た方は、どう選べばいいでしょうか?
店主: よく「おすすめはありますか?」と聞かれるんですが、おすすめは私の中ではなくて、どのお豆にもそれぞれの良さや特徴があるんです。だから、お客さんには「苦味が強い方が好きですか?」「苦手ならタイの方がいいかもしれません」といったように、好みを少しずつお聞きして、お口に合いそうなものを提案しています。最終的に選ぶのはお客様ですからね。
取材班: 私は深煎りのグアテマラをいただきましたが、パンチがあって疲れが吹き飛ぶような感覚でした!苦味の中に甘みもあって、渋みやえぐみが残らないのでとても飲みやすかったです。
店主: ありがとうございます。深煎りは苦味の中に甘みがあるのが特徴で、ベテランの方にも人気です。一方で浅煎りはフルーティーで華やか、さわやかな酸味があるので、飲んでいて楽しい気分になりますよ。
取材班: 時間帯やその日の気分で変えるのも良さそうですね。
店主: そうですね。時間帯や体調、モチベーションによって変えて飲んでもらえるといいですよね。コーヒーの味わいには正解がないので、自由に自分の好みを探索してほしいと思っています。
4.敷居をなくした空間づくりと、店名「ramp」の本当の由来

おしゃれな店内を見渡すと、床はフローリングではなくコンクリートの「土間」のままになっている。そしてよく見ると、床の一部には小さな足跡が残されている。
取材班: お店はご自身でDIYされたと伺いましたが、コミュニケーションやお店作りで意識していることはありますか?
店主: お店の「敷居をなくしたい」んです。おしゃれなカフェだと年配の方は入りにくかったりしますよね。床を板張りにしようかとも思ったんですが、この辺りは農家さんが多いので、長靴で来られる方が入りにくくならないように、土間のままにしました。
取材班: 床に足跡のようなものがありますが……?
店主: コンクリートを打った時に犬が入ってしまった足跡なんですが、これもそのままにして「ペットOK」にしているんです。「あそこは若い人向けの店だ」と思われたくなくて、老若男女関係なくみんなが来れる場所にしたいという思いで作りました。
取材班: なるほど。そういえば、店名の「ramp」はどういう意味なのでしょうか? 照明のランプですか?
店主: よく言われるんですが、照明のランプ(lamp)ではなく、高速道路などの乗り降り口の「ランプ(ramp)」から取っているんです。あそこって、仕事の人も休みの人も、車もトラックもバイクも、どんな人でも通るじゃないですか。どんな事情の人でも集まれるような場所にしたい、という意味合いを込めて「ramp」にしました。
取材班: まさに色々な人が交差する場所なんですね。最後にメッセージをお願いします。
店主: 私は、常連さんと一見さんの区分けをするつもりは全くありません。初めて来られる方もぜひ気軽に来ていただきたいですし、常連さんばかりで入りにくいお店にはしたくないと思っています。ぜひお気軽にご来店ください。

あとがき
取材中、来店した老夫婦さんと話す機会があり、取材そっちのけで盛り上がっていると店主さんが「学生や年配の方など異なる層の人が混じりあう、これが理想の在り方なんです。」と言ってくださいました。ライターとしてはまだまだですが、店主さんの想い、それに通ずるコーヒーの在り方が伝わってきました。rampさんの営業時間は7:00~15:00(日曜のみ16:00まで、水土定休日)とのことです。朝だけでなく昼間にもぜひ寄ってみてください!
この記事の作成者情報

所属団体:KIMIOTO now編集部
作成者名:moritataichi
一言コメント:筆者は甲州市に住んでいないので、rampさんに通える甲州市の人が羨ましい限りです。


